地域開発班 夏季調査

こんにちは。地域開発班班長の芝野です。

今回8月10日に実施した、群馬県における農業生産法人の現地調査に関する報告いたします。

まず初めにグリンリーフの概要から説明したいと思います。

株式会社グリンリーフは、代表の澤浦氏によって設立された会社で、蒟蒻や漬物の生産加工を行っています。さらに、同氏の設立した会社として野菜くらぶがあります。野菜くらぶでは、モスバーガーをはじめとした顧客に対して、有機農業を用いて作られた野菜を独自ルートでの販売促進を行っています。

今回は、実際に職員として働いている君島さんと河合さんにお話を伺いました。

かつて群馬県の蒟蒻産業はバブルの時代を迎え農家の中にも高級外車を持つ家もいたそうです。しかし、昭和の末期にバブルは崩壊しその価格は俵一個分で数字の桁が一個変わるほど暴落してしまったのだとか。

そんなピンチをチャンスに変えたのが浦澤氏でした。

農協からの脱却をはかり独自の販売ルートを開拓することにより、浦澤氏はの新しい農業に挑戦したのだと君島さんは語ってくださいました。

そして「感動農業」の合言葉のもと、農家自らが加工に携わるグリンリーフ。野菜の契約販売を手掛ける野菜くらぶが誕生しました。

現在では、群馬県だけでなく青森や静岡などでも契約農家を抱える規模にまで成長しました。そこに至るまでには真空冷蔵庫を作ったり、災害にあったりとさまざまな困難を迎えましたが、そのたびに話し合い問題を解決してきたそうです。

今の目標を訪ねると、「自分たちが作ってきた会社の歴史を若い世代に継承して行きたいですね。」とおっしゃられていました。新規就農者支援のプログラムにも力を入れているとのことで、県外からの新規就農者が非常に多いとのことでした。

日本の農村のおかれる状況は決して楽な状況とは言えません。しかし、将来に対する夢とビジョンを明確に持って、挑戦し続ける。それが農村活性化には非常に重要であるということを、今回の訪問で学ばせていただきました。

グリンリーフ様、このたびは貴重なお時間をありがとうございました。

文責:芝野